被害者意識も愛ゆえの存在💖
かわいそうな私😭
誰もわかってくれないもん😭
私が輝けるはずだったのに😭
どうして傷つけるの😭
なんで私を大事にしないの😠
あの人のせいで私は不幸よ😡
被害者意識。
自分が被害を受けていると思い込むことを指す言葉です。なぜ自分だけが…どうしてこんな目に…と悲しみを募らせるうちに、悲しみが怒りに変わるケースもあります。
今日はそんな被害者意識について綴ってみようと思います。
被害者意識を手放しましょう!という言葉をよく耳にしますが、そもそもなぜ被害者意識は生まれるのでしょうか。
私なりに考えてみました。
被害者意識は自分の内側で感じるものですが、これを置き換えてみましょう。
🌟被害者意識を母の意識に置き換えてみると、、
『うちの娘ちゃんがかわいそう!』
『うちの息子ちゃんはAくんのせいで主役がもらえない、ひどいわ』
『どうしてうちの娘ちゃんのことを大事にしてくれないの!ひどい人だわ!!』
『だれも息子ちゃんのことを分かってくれないんだからっ!!』
1番最初に載せた言葉を母親が言うと、ちょっと印象が変わりませんか?
私は過保護すぎる親という印象を受けます。
そしてこれが行き過ぎると、今度は他者への理不尽な要求へと発展していくことも。
そんな親のことをモンスターペアレントと呼んだりします。
被害者意識から生まれたものが、加害者意識へと変換されていくというのはこういうことなのかなと思います。
子供に理不尽な思いをさせたくない。
傷ついて欲しくない。
主役を飾らせたい。
根底にあるのは我が子への愛です。
私たちが抱く被害者意識も同じように愛なのではないでしょうか。
自分を悲しませる存在を排除したい。
私はもっと幸せを感じたい。
心からの叫び、願いなのだと思います。
しかし、過保護な親やモンスターペアレントは我が子から見て尊敬できる存在ではありません。
もうダメだと思う日にも自分のことを信じてくれたり、再び立ち上がれる日を待ってくれたり、また歩き出せるように導いてくれたり、、
心の中ではどんなに心配でも、本人の力を信頼して見守ってくれる。
愛とは、本人を成長させてくれるあたたかな見守りなのではないかと私は思うのです。
自分のことを分かってくれないと嘆くのは、自分のことを自分自身に受け止めてほしいというサインなのかもしれません。
《自分のことを自分は愛していて、とても可愛いと感じている。》
そのことを認めることで、もっとフラットに事実を見つめられるようになるのではないでしょうか。
自分(我が子)の痛みには主観的、過敏になりがち。
そのことを知っていることで受ける悲しみや痛みを減らすことができるかもしれません。
一歩下がった目線で見てみることで、冷静に自分の感情を受け止めてみてください。
すべてはあなたのために生まれた愛♡
被害者意識は悪いもの!と排除しようとせず、
なぜその感情が生まれているのかに目を向けてみてくださいね。
なぜ傷ついているのか、悲しいのか。
誰かのせいにして終わりではなく、あなた自身に気づいて欲しいと訴えている声に耳を傾けてあげてください♡